粘土粉砕作業【製土作業】


これはクラッシャーと言って、大きな粘土を小さく砕く粉砕機械です。
急須や湯呑みの原料を作る製土作業で一番最初の工程に使います。

粘土の板を上から投入すると、クラッシャー内部の羽で砕いて下に落とす構造になっています。



 
真上からです。
乾燥させた粘土をクラッシャーの上から放り込みますと。



 
中では鉄の羽が回転していて、粘土を次々と砕いていきます。

この鉄の羽に手を挟まれたら大変な事になります!!




この機械を導入する前は手作業(ハンマー)で砕いていたので、腱鞘炎になったりして大変でした。



 
砕かれた粘土は次の製土作業 『ボールミルによる原料調合』 に進みます。



常滑りんくう釣り護岸

 
「常滑りんくう釣り護岸」を紹介します。
何と!全長が1kmもあるそうです!!



 
反対側の様子です。遠くの方に釣り人が見えますね。
釣りの事は詳しくないので何が釣れるのか良く分かりませんけど…



 
遊歩道や休憩スペースが整備されているので、散歩やランニングにもお勧めです。



 
釣り護岸には車が48台駐車可能な「りんくう緑地南駐車場」が隣接していて、
トイレや自販機もあります。



 
夏場は飛行機がセントレアから南向きに飛び立つ事が多いので、この場所から良く見えます。


常滑やきもの散歩道A8(修英舎〜煙突屋)

<マップ21番付近>
  
「修英舎」
 
 やきもの散歩道では異色のモザイクタイルショップで、アンティークタイル等も売られています。



 
 
坂道を上って高台に出て少し歩くと...

<マップ21番付近>
 
「煙突屋ガーデンカフェ」

 煙突を描き続けた画家の煙突画ギャラリーです。
 
 店内ではコーヒーとシフォンケーキも楽しめ、
朱泥急須をはじめとした常滑焼に昭和レトロ雑貨も陳列販売されています。



 
 
 これまで8回に渡って「やきもの散歩道Aコース」を自分なりの視点で紹介させていただきましたが、ここで最後になります。
 
 この後はすぐそばに架かっている「いちき橋」を渡って坂を下るとスタート地点に戻ります。
 
 紹介させていただいたのは「やきもの散歩道」のほんの一部で、見どころはまだまだ沢山あります。
 是非、実際に訪れて散歩してみてください。


常滑やきもの散歩道A7(窯や)

<マップ20番付近>
 
この散歩道では良く見かけるレンガの煙突ですが...
 
煙突の上半分は無く...代わりにと言うか...木が生えています!



 
こちらのレンガの煙突には...蔦が絡まっています!

 終戦直後には四百本前後ものれんがの煙突が立ち並んでいたそうですが、常滑市の調査によると市中心部に現存するれんがの煙突は現在、七十八本だそうです。



<マップ21番付近>

「窯や」
 
巨大な急須がつるされています



店の中に入ると巨大な般若の面がにらんでいます



窯跡のギャラリーにも...やはり大きな翁面が!
 
ここの主人はとにかく大きな作品を作るのが得意なんです。
 
翁面の右には陶器で作った鎧兜もあります。



「窯や」の名の通り、このギャラリーはかつての窯の内部です。

 窯の内部がこのように広いのは、常滑で主力に作られていた製品が土管や焼酎瓶などの大物だったからだと思います。


常滑やきもの散歩道A6(秀樹陶房〜窯坂)

<マップ17番付近>
 
「秀樹陶房」



 
 
 ポツンと取り残された窯と煙突

 形状からすると角窯(石炭窯)で、下のほうに6か所見える穴(焚口)から石炭をくべて窯内部に炎を送り込んだと思います。

 窯の大きさからすると煙突も当時はもっと空高くそびえていたでしょう。



レンガの煙突と黒板屏の工場



<マップ18番付近>
 
急な窯坂を下りるとこんな陶壁が...



これは焼酎瓶の壁ですね!



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