急須の注ぎ口のキャップは外した方が良い?


急須の注ぎ口についているビニールキャップは「不要です」……
と三重県の茶販売店様が、急須口のキャップについて「外してください」と呼びかけたことが、インターネット上で大きな反響を呼んでいます。

宇幸窯の「よくあるご質問」にも記載していますが、製造元としましてはこのキャップは輸送時や販売陳列時に口先が欠けるのを防止するために取り付けています。

そして、宇幸窯の口先キャップは食品安全性をクリアしたシリコン樹脂製ですので、使用時に口先が欠けるのを防止したい方はそのまま使われても問題ありません。

ただし、急須とキャップの隙間に茶渋等が蓄積する事がありますので、定期的に清掃する事をお勧めします。

ちなみに、本日ですが「J-CASTニュース」様からの電話取材にお答えした記事が掲載されていますので、よろしかったらご覧ください。

いずれにしても「急須で淹れる日本茶」に関する話題でこれほど盛り上がってくれるのは嬉しい限りです。


IH土鍋キャセラムの性能

土鍋の保温性が良いのは、素地の熱伝導率が低いからです。
ガスコンロは炎が鍋の底部から側面に包み込むように加熱しますが、IH調理器では鍋の裏底を発熱させる仕組みなので、鍋底の熱伝導率の低さが加熱効率の妨げとなります。
IH土鍋キャセラムはIH調理器専用に開発しましたので、高い性能を発揮します。
 


 
 
鍋底を波状加工してありますので、調理中の食材が張り付きにくく、焦げ付きにくいです。
 
鍋の内壁上面が内側にカーブして、ふきこぼれにくい形状になっています。


 
 
一般的なIH対応土鍋の底の厚みは4〜6mmですが、キャセラムは3mmに仕上げました。
 
そして、素地の熱伝導性が高いので、鍋底の発熱体の熱を効率良く内側に伝えます。
 
加熱性能の違いは、卓上IH調理器で特に差が出ます。


 
 
鍋の裏底に銀を均一に塗って焼き付けた後で、銀膜上を釉薬コートで保護してあります。

その結果、一般的な銀転写シート方式にくらべ銀膜が厚く、強度と加熱性能が優れています。


一般的なIH対応土鍋では、調理中に鍋の裏底が非常に高温になります。 キャセラムでは鍋底の厚みを薄くする事と発熱体の銀を均一に塗る事で鍋の裏底の過剰な発熱を抑えています。  IH調理器に優しいIH土鍋キャセラムです!

IH土鍋キャセラム発売


 
このたびIH土鍋キャセラムを発売することになりました。

「安価なIH対応土鍋を買ったけど、思ったほど沸かない...」といった経験はないですか?
IH土鍋キャセラムは、IHクッキングヒーターと卓上IH調理器専用に開発しましたので、これらの機器上で最高の性能を発揮します。
 


 
 
和風料理はもちろん


 
 
洋風料理にもピッタリです!
 
IH土鍋キャセラムが楽しい食卓を演出します。


IH土鍋では珍しい2年間の製品保証付きです。


地域ブランド「常滑焼」

地域ブランドによる地域活性化の高まりを背景とした商標法の改正により、平成18年4月から地域名と商品名からなる商標の登録が可能となりました。
そして常滑焼産地では「とこなめ焼協同組合」が、平成19年1月に地域団体商標「常滑焼」の商標権を取得しました。

先日、地域ブランド「常滑焼」の管理運用についての説明会があり、平成20年4月から運用開始となる予定です。
商標の使用権などの詳細は割愛しますが、「常滑焼」ブランドをさらに高める事などの内容も含まれています。

急須をお求めなら、地域ブランド「常滑焼」からお選び下さい。


朱泥新色?見本


常滑焼の朱泥急須は元来、酸化鉄を多く含んだ田土が主原料でしたが、最近では粘土にガラス成分の長石と弁柄を混合した原料が主流になってきています。
製品は良く焼き締まるのですが、昔の朱泥に比べて、少々黒味を帯びた感じになります。(左端見本)
そこで、チャラ掛けと呼ばれるガラス層の薄い化粧土を施して、艶と発色を良くした急須が多く作られています。
しかし最近になって、「昔のような、朱泥本来の肌触りと朱色の急須を作らないか?」と言う話しが持ち上がってきました。
宇幸窯でも鋳込み成型用の泥漿(でいしょう)を製造しているので、さまざまな試験を行っています。
写真ですが、左端が現在主流の泥漿で作成した見本、右端が最終試験での見本、真ん中がその中間見本です。
今後は右端見本のような風合いの朱泥急須が復活すると思います。


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