常滑に巨大招き猫出現!

常滑やきもの散歩道Aコース近くの、道路のよう壁の上に、巨大招き猫が出現しました。
常滑市のホームページによると、この巨大招き猫は幅6.3m、高さ3.8mで3月下旬生まれだそうです。

やきもの散歩道の途中にも、常滑焼の巨大急須を展示しているお店がありますが、この招き猫の大きさにはびっくりですね。


巨大招き猫の下の道路には可愛い陶製猫ちゃん達がずらりと並んでいます。
「御利益陶製招き猫」と言うそうで、全部で39体が150mにわたり、設置されています。
常滑焼の新たな観光スポットになりそうですね。


常滑焼のIH土鍋

常滑焼と言えば朱泥急須が有名ですが、他にも様々な製品が作られています。
よく知られているのは土管、衛生陶器、植木鉢、盆栽鉢、置物(招き猫や干支‥)と言ったところでしょうか。
他産地で有名な土鍋ですが、水本陶苑 宇幸窯では数年前から、IH調理器具対応の土鍋の研究を続けています。
最近では調理器具の電化が進んで、ガスコンロ用の土鍋の使用頻度が少なくなってきたと思います。
土鍋は遠赤外線効果でおいしく調理ができるのですが、熱を伝えにくいという長所にも短所にもなる特徴があります。
土鍋をIH対応にするには、鍋底にIH調理器具で発熱する仕組みを施すのですが、先ほど述べた短所をクリアする必要があります。
この長所も短所も生かしたIH土鍋の研究は、現在試験の最終段階で、あと少しで製品化できる予定です。


深むし茶と帯茶こし急須

お茶は「星野製茶園」製の深むし茶一煎用パックです。
袋から出してみると、茶葉の細かい事が分かります。
深むし茶は、お茶を深く蒸すことによって、「甘味」や「コク」を引き出すそうですが、それに伴って茶葉が粉っぽくなってしまう様です。
最初に急須に茶葉を入れてから、袋の裏に書いてあるように、約70℃のお湯を入れて、30秒待ってから湯飲みに注ぎます。
そして呑んでみると、今まで呑んだどのお茶に比べても甘くて、コクがあり、苦味や渋さは殆どありません。
これから呑むお茶は、「深むし茶」で決まりです!


お茶を注ぎ終わった急須の内部の様子ですが、細かい茶葉が急須の注ぎ口付近に集まっています。
普通の茶漉しでは、茶葉が詰まってお茶の出が悪くなるのですが、帯茶こし急須は網が急須の内面全体を覆っていますので、注ぎ始めから終わりまで気持ちよくお茶が出ます。


朱泥急須と黒燻急須

朱泥急須の色は、粘土に含まれた鉄分が酸化焼成で朱色に発色したものです。
それに対して黒燻急須の色は、朱泥急須をもう一度還元焼成する事により、急須表面の鉄分を黒色に再発色させたものです。
このように、黒燻急須は朱泥急須に比べて、手間が余分に掛かっているのです。
「色違いで値段が違うのはなぜ?」と言う事があるのは、以上のような理由があるからです。


ほうじ茶

今回はほうじ茶を飲んでみました。
まず、袋から茶葉を出して急須に入れます。
お茶の葉が茎っぽいのが気になったのですが、メーカーのHPによれば「上級茶の茎をじっくりとほうじました」との事でした。
そして急須にお湯を入れて湯呑みに注ぐと、香ばしい香りがさっと広がりました。

味は、お茶の渋みがわずかにある以外は控えめな印象です。
このお茶は食事中に飲んだり、ちょっと喉が渇いたときなどに適していると思いました。


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