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販売サイトをリニューアルしました


姉妹サイトの「宇幸窯販売サイト」をリニューアルしました。

 急須の「窯元販売」を強調し、また各種コンテンツが利用しやすいように、視認性と利便性の向上を図りました。

 今回の変更箇所は大きく分けて以下の4点になります。
・ヘッダー画面の追加(スライドショー機能)
・カラム数を3から2に変更
・グローバルナビゲーションの強化
・常滑焼宇幸窯の思いを伝えるページを追加

1.ヘッダー画面の追加



 ヘッダー画面に宇幸窯工房の作業風景と常滑焼のイメージ風景を追加して、常滑焼急須の窯元の直売サイトだと直感的に理解できるようにしました。(スライドショー機能を利用しています。)

2.カラム数を3から2に変更

 サイドナビゲーションが左右に分かれていたのを左サイドに統一してスッキリさせました。

3.グローバルナビゲーションを強化


 グローバルナビに検索窓等を新設しました。

4.常滑焼宇幸窯の思いを伝えるページを追加


 常滑焼や宇幸窯の紹介ページを販売サイトにも設置して、購入者の方により親しんでいただけるように心がけました。

 これからも ~作り手から使い手へ~ の気持ちを大切にしていきます。

 今後とも「常滑焼急須宇幸窯」をよろしくお願いいたします。


贈答用急須の包装作業


内祝いのお返し用で「朱泥二合平帯網急須」をご用命いただきました。
急須本体を宇幸窯専用の化粧箱に入れ、蓋は固定台紙にセットしてから上に乗せます。
急須の中には常滑焼ブランドのしおりを入れ、化粧箱には常滑焼ブランドシールを貼って産地証明をしております。


 
 
窯元直営ならではの化粧箱入り急須です。


 
 
ご指定の包装紙(今回は「彩流・紫」)で包んで


 
ご指定の熨斗掛けをしてクッション材でさらに包装した後、宅配用のダンボール箱に納めます。
 
発送は全て安心安全のクロネコヤマト宅急便でお届けします。


 
 この他にも急須と湯呑二客の二客急須セットや急須と湯呑み五客の五客急須セット等を取り揃えております。
 贈答に和物をご検討されている方は宇幸窯の急須、急須湯呑セットをご用命ください。


灰釉薬の製造から急須の焼成まで

 まず最初に朱泥急須の表面に掛けて焼成する“灰釉薬”を製造します。



 上の画像は灰釉薬の調合に使う原料です。

 1.天然木灰 2.黄土 3.長石 4.粘土 5.鬼板

 ※天然木灰:天然木を焼いた灰で長珪石を熔かす釉薬原料
 ※黄土:黄色みの強い土
 ※長石:低い温度で焼き締めることのできる融剤
 ※鬼板:鉄化合物をふくむ褐鉄鉱の一種


 上記原料と所定量の水をボールミルに投入し、数時間回転させて微粉砕しながら液状の釉薬にします。



 ボールミルの栓をコックに付け替え、篩で漉しながら液状の灰釉薬を排出し、約40リットルの灰釉薬が出来上がりました。



 先ほどの灰釉薬を朱泥急須の生地表面にスプレーガンで吹き付け、電気窯で焼成します。

 焼成前の急須は表面に掛けた灰釉薬でざらざらとしていて、強くこすると剥がれてしまいます。

 焼成前後の急須の変化の様子をご覧ください。




 焼成で急須生地が焼き締まり、それとともに灰釉薬に含まれる原料が反応して溶けてガラス化し、急須生地に密着します。

 灰釉薬の掛かっている部分は味わい深い艶が出ていますが、急須の表面にのみ釉薬を掛けていますので、急須の内側は朱泥の土味が残っています。

 この様にして製造した急須を宇幸窯では“灰釉急須”と呼んでいます。
 


緑泥原料の製造です

 常滑焼急須窯元の方より、急須鋳込み成型用の原料(泥漿)の注文をいただきました。今回製造する泥漿は常滑焼で有名な朱泥ではなくて緑泥になります。
 
 ※泥漿:粘土、長石等と水を混合状態にしたもの。



 上の画像は緑泥の調合に使う原料です。

 1.木節粘土 2.長石a 3.赤土 4.長石b 5.緑系陶磁器顔料
 6.青系陶磁器顔料

 ※陶磁器顔料:金属酸化物を高温で焼成し、安定した結晶構造を生成させた顔料。


 
 
 先ほどの原料と水をボールミルに投入し、数時間回転させて微粉砕しながら泥漿に調合します。



 
 ボールミルの栓をコックに付け替え、篩で漉しながら泥漿を排出します。



 
 50リットルの容器4本分の緑泥漿が出来上がりました。
これだけあれば急須が600〜900個は出来るでしょう!



 製造した緑泥漿を注文先の急須窯元に納入すると、前回納入した緑泥漿で製造した急須を見せていただきました。



 画像では分かりづらいですが、内容量180cc程の小ぶりで可愛らしい急須です。こちらの窯元では急須を一つ一つとても丁寧に作っていますよ。

 興味のある方は検索エンジンで “柏陽 急須 緑” と画像検索してみてください。


湯呑みの乾燥から焼成

 湯呑みの成形と加飾が終わり、箱の中でゆっくりと乾燥させています。
(このような金属の箱を、こちらでは“カンカン”と呼んでいます)
 
 湯呑みの中側には"中白”と呼んでいる釉薬を筆で塗ってあります。焼成前なので、まだざらっとしています。



 乾燥が終わり、いよいよ窯詰めです。
 
 耐火性の棚板(カーボランダム棚板)と支柱を使って、湯呑を上に積み上げていきます。
 焼成前なので湯呑みの色がぼやっとしています。

 最上段まで積み上げたら上蓋を降ろして焼成に入ります。



 これは電気窯のコントローラーで、上中下段の3段制御で焼成管理ができます。
 焼成途中が省略されていますが、今は窯の煉らし(最高温度を一定時間キープ)に入ったところです。

 常滑焼の朱泥土は他産地に比べて焼成温度が低めです。


 電気窯内部が十分に冷めたところで上蓋を上げます。

 焼成前に比べて湯呑みの加飾の色が鮮明に浮き上がりました。
 写真では分かりにくいですが、湯呑みの中白も艶が出ています。



 この後の工程は以前にも紹介しましたが、高台(湯呑の裏底)擦りや還元燻し焼成などがあります。


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