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贈答用急須の包装作業


内祝いのお返し用で「朱泥二合平帯網急須」をご用命いただきました。
急須本体を宇幸窯専用の化粧箱に入れ、蓋は固定台紙にセットしてから上に乗せます。
急須の中には常滑焼ブランドのしおりを入れ、化粧箱には常滑焼ブランドシールを貼って産地証明をしております。


 
 
窯元直営ならではの化粧箱入り急須です。


 
 
ご指定の包装紙(今回は「彩流・紫」)で包んで


 
ご指定の熨斗掛けをしてクッション材でさらに包装した後、宅配用のダンボール箱に納めます。
 
発送は全て安心安全のクロネコヤマト宅急便でお届けします。


 
 この他にも急須と湯呑二客の二客急須セットや急須と湯呑み五客の五客急須セット等を取り揃えております。
 贈答に和物をご検討されている方は宇幸窯の急須、急須湯呑セットをご用命ください。


ちょっと変わった「変わり急須」のご紹介②


いきなり衝撃的な急須の登場ですが...。
注ぎ口が二つあるとても変わった「二口急須」です!


 
 二つの湯呑に均等な濃さでお茶を注ぐには「まわしつぎ」と言って交互にお茶を少しづつ注ぐと良いのですが、この急須なら二つの湯呑に同時に均等な濃さでお茶を注ぐ事ができます。


 
 注ぎ口が二つある特殊な形状の急須ですが、宇幸窯の「帯茶こし」がきちんと取り付いていますので実用可能な「二口急須」です!


 
 とは言うものの二つの湯呑に均等な量で注ぐには高度な技術を要すると思いますが……。
 
 能書きをいろいろとたれましたが半分ジョークの変わり急須です。

 左手急須でもそうなのですがこの「二口急須」はさらに製造コストがかかるので、大変割高になっています。それでも興味のある方は「宇幸窯直営通販」にて扱っておりますので、よろしかったらご覧ください。


 2018/10/4 新着情報
 テレビ東京様から「二口急須」の画像を番組で使用したいと電話がありましたので、「ご自由にお使い下さい」と快諾しました。

【「テレビ東京「巷(チマタ)の噺」2018年10月9日(火)深夜0時12分放送】
 笑福亭鶴瓶さんとゲストがよもやま話を展開する番組で、ゲストの林家木久扇さんの話の中でイメージ画像に使われるそうです。

 どんな感じに映るのか楽しみです!


ちょっと変わった「変わり急須」のご紹介①

 
まずはこちらの急須をご覧ください。


 
 
普段見慣れた急須とは何となく雰囲気が違うのがお分かりでしょうか?


 
 いつも急須を使っている方はすぐに分かると思いますが、急須の注ぎ口と持ち手の位置関係が通常のとは正反対になっています。
 普段見慣れている急須は右手で扱いやすい構造になっているので、左利きの方が左手で急須を持って湯呑にお茶を注ごうとすると、とても注ぎにくいのです。

 そこで作ってみたのがこの左利きの方用の左手急須です。

 「手と口の位置を逆にしただけじゃないか!」と言われればそうなのですが、作り手側からするととても作りにくい急須なのです。
 急須に限らず物作りを生業とされている方には理解いただけると思いますが、作り手には急須の注ぎ口と持ち手の位置が頭の中に自然と入っているので左手急須を作ろうとすると作業がぎこちなくなって生産効率が悪くなります。



 上の画像は急須の焼成が終わって窯の上蓋を上げたところですが、急須の手と口が互いにぶつからないように交互に並べて積んであります。
 ここに左手急須が加わると配列が狂って、窯に効率よく商品を詰める事が難しくなります。
 
 そんなこんなで左手急須は少々割高になってしまうのですが、「宇幸窯直営通販」にて扱っております。よろしかったらご覧になってください。


急須の注ぎ口のキャップは外した方が良い?


急須の注ぎ口についているビニールキャップは「不要です」……
と三重県の茶販売店様が、急須口のキャップについて「外してください」と呼びかけたことが、インターネット上で大きな反響を呼んでいます。

宇幸窯の「よくあるご質問」にも記載していますが、製造元としましてはこのキャップは輸送時や販売陳列時に口先が欠けるのを防止するために取り付けています。

そして、宇幸窯の口先キャップは食品安全性をクリアしたシリコン樹脂製ですので、使用時に口先が欠けるのを防止したい方はそのまま使われても問題ありません。

ただし、急須とキャップの隙間に茶渋等が蓄積する事がありますので、定期的に清掃する事をお勧めします。

ちなみに、本日ですが「J-CASTニュース」様からの電話取材にお答えした記事が掲載されていますので、よろしかったらご覧ください。

いずれにしても「急須で淹れる日本茶」に関する話題でこれほど盛り上がってくれるのは嬉しい限りです。


陶祖祭

 常滑焼の基礎を築いた偉大な陶祖「鯉江方寿(文政4〜明治34)」を祀る祭事が毎年11月3日に執り行われます。



 ここは常滑ですので...  この像は“銅像”ではなく“陶像”で、高さ2.0m(台共で6.6m)あります。  大正10年に下部から彫刻を施しながら積み上げられた傑作で、市の有形文化財に指定されています。



 文献によりますと、方寿翁は父の鯉江方救と共に連房式登り窯を改良し、土管等の真焼陶器の量産体制をつくりあげ、今日の常滑焼の礎を築いた第一功労者だそうです。
 
 また方寿翁は急須作りの技術を持った中国人を招聘したり、埋め立て事業に貢献したりと、とにかく常滑にとっては偉大な陶祖様です。



 常滑市天神山という小高い里山の上で、静かに常滑市街を見守っています。


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